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Thu, 28 March 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

Somebody To Love by Queen

Dear ドモンさん
29歳の語学学生です。2年付き合った英国人の彼氏がいます。私のビザがあと数カ月で切れるのですが、彼は心配どころか関心さえないようです。別にビザを理由に結婚を迫るつもりはありませんが、もうちょっと気にかけて欲しいのです。私がこの国からいなくなっても、彼にとってはたいした問題ではないのでしょうか。

回答

はい、彼にとってはたいした問題ではありません。

それよりも、あなたのビザが切れるのに、心配どころか関心さえない彼氏を好きになってるあなたに問題があります。そういう彼が嫌なら別れればいいのですよ、誰も止めやしません。僕の友人でもいますよ、彼氏がイギリス人の売れないミュージシャン(というか、ただパブとかでたまに演奏してるおっさん)で、いつも家でブラブラしてて、おまけにハゲで困ってますとか言う女。そんな愚痴るくらいなら、トットと別れちまえばいいのにっ!

まあ、こんなんでは人生相談になりませんから、私の独断と偏見でアドバイスさせてもらいましょう。極論ですが「彼氏のためなら死ねる」と思ったらついていきましょう。これは恋愛問題すべてに通じます。例えば結婚に迷っているとしたら、「結婚相手のために死ねるかな?」と自問自答してみましょう。大丈夫です、現実的に死ぬような場面に直面することはまずありませんから……(無責任)。しかしながら、そのような気持ちで恋愛や結婚をしていったら、これからのあなたの人生、もうひと味違ったものになっていくのではないでしょうか?
そんなあなたに
Somebody To Love
by Queen

『華麗なるレース』(1976)に収録、邦題「愛にすべてを」、Queen初期の魅力をすべて注入したような名曲。イントロのピアノが泣かせる。フレディの気迫のこもったステージングを見習って、君も真剣に愛を探してみよう!ジョージ・マイケルがフレディ追悼ライブで歌ったバージョンも必聴、熱い何かを感じるはずだ!

 
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