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Wed, 23 October 2019

Robin Hood / ロビン・フッド

映画の舞台裏を捜査する!特捜シネマ刑事
第105回

Robin Hood
ロビン・フッド(2010 / 米・英)

2世紀の英国を舞台に、伝説の義賊ロビン・フッドの物語を描いた歴史スペクタクル大作。

今週のロケ地

監督 Ridley Scott
出演 Russell Crowe, Cate Blanchett, Matthew Macfadyen ほか
ロケ地 Virginia Water
アクセス London・Waterloo駅から列車で1時間弱

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  • 今週はリドリー・スコット監督×ラッセル・クロウのアカデミー賞コンビで贈る、おなじみロビン・フッドの物語です。
  • ロビン・フッドを題材にした作品はアニメ、実写ともに数多くあるが、リドリー・スコットはどれも好きじゃなかったんだってな。唯一好きなのは、ケビン・コスナー主演の「ロビン・フッド」をパロッたメル・ブルックス監督の「ロビン・フッド / キング・オブ・タイツ」だとか。確かにあれは馬鹿げてて笑っちゃうけどな。
  • 「ロビンとマリアン」でロビン・フッドを演じたショーン・コネリーは当時、45歳目前だったようですが、ラッセル・クロウは撮影時、既に45歳になっていて、映画におけるロビン・フッド役としては歴代最年長らしいですね。「年を取りすぎではないか」との批判を受けて、撮影前に少しでも若く見えるよう、ダイエットしたらしいですよ。
  • あれだけ激しい戦闘シーンが続いたら、なんやかんや言われなくてもダイエットして体を鍛えざるをえないだろうけどね。
  • ですね。事実ラッセル・クロウは「撮影は『グラディエーター』より大変だった。戦闘シーンで怪我人が何人も出たこともあった」などと語っていますね。
  • 本作ではヒロインのマリアン役にケイト・ブランシェットが扮しています。撮影時は40歳ですから、45歳のロビンと釣り合ってますね。マリアン役にはほかにケイト・ウィンスレット、レイチェル・ワイズが候補に挙がっていたそうです。ちなみにロビン・フッド役には、クリスチャン・ベール、サム・ライリーの名も挙がってたんだとか。
  • 配役に関して言えば、私はジョン王の側近にしてフランス側のスパイ、ゴドフリーを演じたマーク・ストロングが一押しだ。たまらんね、あの悪役顔は。
  • ところでロビン・フッドと言えばノッティンガムの「シャーウッドの森」ですが、本作では彼が同地に住むことになるまでの話、つまり英雄的義賊となる一歩手前の物語を綴っているんですね。いわゆるエピソード・ゼロってやつです。
  • 元は英国王リチャード1世率いる十字軍の兵士だったという設定ですね。国王はフランスでの戦闘中に戦死、王に仕えていた騎士のロバート・ロクスリーがゴドフリー率いる集団に暗殺される場面に居合わせたことから、ロビン・フッドの命運はノッティンガムへと導かれるというわけです。
  • 史実と絡めながら、ロビンの父親との関係なんかも織り込んで、リドリー・スコット版のロビン・フッドを生み出したってわけだね。そもそもロビン・フッドって実在した複数の人間にちなんだ逸話が合わさって生まれた伝説上の人物だし、有名な割にさほど固定的なイメージがないから、ある意味、自由に描ける感じがするよな。
  • おっと紙幅がなくなりましたので、最後にロケ地情報を。ロビンがロバート・ロクスリーになりきって仲間とともに船に乗り込み、王冠をロンドン塔へ届ける場面は、サリー州の「Virginia Water」という村で撮影されておりまして、ロンドン塔はほとんどCGだそうです。また、最後の息を呑む大戦闘シーンは、ウェールズのペンブルックシャー州に横たわる1.12キロのロング・ビーチ「Freshwater West」で撮られています。
  • ちなみに森林の場面は当初シャーウッドの森での撮影を予定していましたが、もはやあの森には木が少ないとのことで、結局、ロンドン近郊の森で撮影されたそうです。

デカ長、物申す
ロビン・フッド=弓の名手というイメージが強いが、この「エピソード・ゼロ」ではどちらかというと剣が象徴的なツールになってるんだよね。また個人的にはローカルな英雄というイメージがあったから、こういう歴史スペクタクル巨編になるとは意外だったな。監督は続編に意欲的らしいので、近々、その後のロビンに会えるんじゃないかね。となるとラッセル・クロウ、ロビン・フッド最年長記録を自己更新だね。

 
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