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Mon, 09 December 2019

ロンドン妊婦のつぶやき

第3回 妊娠初期につわりはつきもの?!

第3回 妊娠初期につわりはつきもの?!

つわり……。出産を除いて妊娠中最もつらい経験でした。多くの妊婦が妊娠初期に経験するつわりだけれど、「まったくない」というラッキーな人もいれば、初期だけでは収まらず、出産までずっと続くという症状の重い人もいる。体質の違いかと思いきや、「第1子の時は軽かったのに、第2子の時はひどかった」という話や、その逆も耳にするので、これはもうその時の運としか言いようがない。

私の場合は、ひどい船酔いのような吐き気、食欲不振、胸焼けに2カ月間悩まされ、妊娠12週目にようやく船底から解放された。この間、いつ吐くかわからないという恐怖感から外出はほとんど出来ず、主にベッドの上で過ごすという病人のような生活を送ったのだが、集中力を失い、読書も出来ない。英語ではつわりのことをモーニング・シックネスと言うが、日に日にどんよりとネクラになってゆく私を目の当たりにした夫の「モーニング・シックネス(つわり)って、朝だけのことじゃないんだね」との呑気な一言をいまだに根に持っている。

英国では、吐き気防止に起きがけの紅茶が良いと言われているようだ。紅茶はヘルシーだと信じて疑わない英国人の紅茶信仰がここにも見られる。私はつわり中は匂いに敏感になり、紅茶の匂いがアウトだったので試せずじまいだったが、義母から何度も勧められた。

つわりの間に食べたくなるものは人それぞれだというが、私は日本食が恋しくてたまらなかった。タイ料理や中華料理は比較的簡単に手に入るのに、日本食といえばスシがメジャーな英国の状況は、食中毒の恐れから生魚を避けるように言われている妊婦にはつらい。食べられないことへの反動か、日本食の夢ばかり連続して見続けたりした。天ぷら蕎麦、うなぎ、焼き魚定食……、睡眠中が至福のひとときだった。私にとって、つわり期間は胃と脳が置き換わったかのような、シュールな感覚で過ごした日々だった。

睡眠

 
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Mcleod 和子
英国の大学院に留学後、日本で会社員生活を送る。日本で出会った英国人と4年の交際を経て結婚。夫の転勤に伴いロンドンに移住した直後に妊娠が判明する。現在30歳。
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