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日経電子版Pro
Mon, 01 March 2021

ジョン&エドワード - John & Edward

「Xファクター」の双子兄弟
ジェドワード旋風は仕込み!?

2日後の「Xファクター」ファイナルで、当然、最後の3人には残っていないが、まさしく番組の目玉だった、アイルランド出身の双子の兄弟、ジョン&エドワード・グライム(18)。映画プレミアだろうがチャリティー・イベントだろうが、とにかく彼らの行くところ、メディアもファンも大騒ぎのお祭り状態だった。

これまで、審査員やオーディション方法を変えたりして、「X〜」の鮮度を保つためにいろいろ工夫はされてきたが、つまるところは、歌の上手さを競うコンテスト。ぶっちゃけ、サイモン・カウェル(の会社)による、サイモン・カウェル(の会社)のための国民的歌手の発掘という芯は変わりなく、シリーズ6回目ともなれば、マンネリに陥って当たり前だ。真剣勝負ばかり見せられるよりは、「カラオケ大会はいいから、もっと面白いの見せて」と視聴者が息抜きを欲していたところに、「ブリテンズ・ゴット・タレント」のスーザン・ボイルじゃないが、思わぬ起爆剤として登場したのが、この双子だった。

一卵性ゆえ当然なのだが、ウリ二つのツルッツルお肌のキュートなガキ、いや少年がふたり。まるで、我が身に恋するナルキッソス。それがまた、学芸会レベル(それ以下かもしれない)の歌と踊りで、ハイパーにステージを跳ね回る。珍しい動物を見ているようで、目が釘付けになるのは確かだ。最初にロンドンのオーディションにいた2人に、局のスタッフが目を付け、もう一度、グラスゴーで「初めて」4人の審査員を前にして歌い、サイモン以外から合格を貰って予選通過。放映されたのは後者のみで、ロンドンで歌ったのかは不明だが、限りなく仕込みくさい。

ネタ枯れ期で相乗効果になった人工的「ジェドワード」旋風。これからは、自力も要るで!

 
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スミス京子:1997年渡英。牡羊座、O型、火星霊合星、七赤金星、左利き。好きな英国人はジョー・ブランドとジョージ・アラガイア。整形するならファーン・コットンかケイト・モス。おいおい。

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