Holiday bookings to Japan are down - could a 90s manga comic’s earthquake prediction be to blame?
日本旅行の予約が減少中1990年代の漫画の地震予言が原因か
「ガーディアン」紙(電子版)は5月26日、1990年代に出版された漫画に描かれた暗い予言が、アジアのいくつかの国から日本へのホリデー予約の激減の原因となっていると報じた。
記事は、日本にとって主要な観光市場である国々からの航空便予約が激減しており、その背景には、たつき諒氏の予知夢に基づいて描かれた日本の漫画「私が見た未来」の存在を指摘する声があると説明。99年に出版されたこの漫画の初版の表紙には、2011年3月に大災害が起こると記されていたが、この月、実際に日本では東日本大震災が起きた。そのため、21年に刊行された追加資料付きの新版にある「次の大災害は2025年7月5日に起こる」という言葉が、日本を避けるよう警告するセンセーショナルなSNSの投稿で不安をあおっていると伝えた。
同紙は、最新のデータを紹介し、たつき氏の予言が最も大きな影響を及ぼしているのは、韓国、台湾、香港であると報道。特に香港では航空券予約が前年比で50パーセント減少しており、特に6月下旬から7月上旬にかけての予約は最大83パーセントも落ち込んだと伝えた。また記事は、たつき氏が最近のこうした傾向を受け、自身の作品が自然災害への備えの重要性を喚起するきっかけになったことをうれしく思うと語る一方で、過度に影響を受けすぎないことが大切だと毎日新聞のインタビューで語ったと伝えた。
Japan considers making childbirth free to reverse dwindling birth rate 政府は出生率の低下を食い止めるため出産の無償化を検討
「インデペンデント」紙(電子版)は5月15日、政府は現在の出生率の低下を食い止めようと、2026年4月から国民の出産費用を負担することを検討中だと報道。平均自然分娩費は約52万円で、現在の政府の補助金制度では十分ではないと伝えた。
Diplomatic storm is brewing over ‘sad’ British afternoon tea 英国のアフタヌーン・ティーをめぐり外交上の嵐が巻き起こる
「タイムズ」紙(電子版)は5月16日、大阪で開催中の万博で、英国館をめぐり騒動が起きていると報道。1人5000円の伝統的なアフタヌーン・ティーがイケアのトレイに盛られた大量生産の菓子と紙コップに入った紅茶で、苦情が殺到していると伝えた。
Runaway rice prices spell danger for Japan’s prime minister as elections loom 選挙が迫るなか、米価の高騰は石破首相にとって大きな危機
「ガーディアン」紙(電子版)は5月19日、日本の主食である米の価格を引き下げる試みにほとんど効果がなく、消費者の怒りが広がるなか、7月の参議院選を控えた政府は内閣の支持率が27パーセントという、記録的な低支持率と戦っていると伝えた。
Japan introduces rules to put outlandish baby names to bed 奇抜な赤ちゃんの名前を禁止する規則を導入
「ガーディアン」紙(電子版)は5月27日、日本政府が風変わりで解読不能な名前の蔓延を抑制する改正法を導入したと報道。子どもの名前に独創性を加えたいと願う親たちの間で急増している、キラキラ・ネームの弊害に対処する措置と伝えた。