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Tue, 28 June 2022
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

London Calling by The Clash

Dear ドモンさん
ロンドンに来て1年が経とうとしていますが、いまだにロンドンの交通だけには慣れることができません。チューブはくそ暑いし小さいしよく止まるし、バスが1時間待っても来なかったと思えば、突然2台連続で来たり。この間はバスに乗っていたら、理不尽にも途中で降ろされました。近くにいたおじさんが「That's why London is shit!」と怒っていたのにも、思わずうなずいてしまいました。どうしたらいいですか。

回答

人生これすべてネタなり(土門語録より)。

最近、ロンドン関係のブログ書いてる人って結構多いんですよね。で、皆さんネタに詰まると、交通機関の不便さを嘆くわけです。不便自慢というか、これがロンドンの実情だ!みたいな……いいかげんやめてほしいです。ロンドンより交通事情の悪い都市はいっぱいあるわけだし、「それしか書くことねえのかよっ」って感じです。おっと、そういえば私も拙著「地下鉄のギタリスト」で、バスの運転手が道に迷って「I'm lost!」って言ってたのをネタにしていました(汗)。

で、以前バスキングの日記を毎日つけていて、それをメール・マガジンで配信していた時期があったのですが、なにも面白いことがないと困りましたねえ。そんな時は「なんかトラブってくんないかなー」と思いながら演奏してましたよ。酔っぱらいが絡んできたり、不良からゴミを投げつけられたりした時も、怒ってはいながらも内心は「おっ、これは良いネタになるぞ、ウシシ」とほくそ笑んだものです。あなたも今度、理不尽なことや不便なことがあったら(幸運なことに、ロンドンではいっぱいありますので)いい土産話になると思ってメモっておいたらいかがでしょうか。

そんなあなたに
London Calling
by The Clash

「こんな状態じゃ未来や進展はない」というパンク独特の悲観的な歌詞だが、皮肉にもこの曲によってクラッシュはバンドとしての新境地を切り開き、それまで以上に高い評価と商業的成功を勝ちえた。視点を変えればまた違った楽しみ方が出来るかも。これからもいっぱい面白いネタを集めてくれい!

 
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