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Sun, 22 April 2018

英国発ニュース

スコットランド独立否決も英国の地方分権問題に「火をつけた」-投票率は84.59%、10代の若者も多数参加

スコットランドで18日、英国からの独立の是非をめぐる住民投票が行われ、即日開票の結果、反対200万1926票、賛成161万7989票で同地域の英国残留が決まった。BBCが報じた。

 投票率は84.59%。投票年齢が16歳以上に設定された今回の住民投票には若者も多く参加。「プレス・アンド・ジャーナル」誌によると、スコットランドに在住する16歳、17歳の男女全体の90.1%に相当する12万1497人が投票手続き登録を行った。

 今回の住民投票では、南西部グラスゴー、東部ダンディ・シティ、中部ノース・ラナークシャー、同ウェスト・ダンバートンシャーにおいて独立賛成が反対を上回る結果となった。BBCのニック・ロビンソン記者は、①150万人以上の英国民がスコットランド独立賛成に票を投じた、②スコットランド最大の都市であるグラスゴーにおいて独立賛成が多数を占めた、③中央政府機関の上位層が一時はスコットランド独立を覚悟した、などの事実に注目している。

 同記者は、英国の主要3政党である保守党、自由民主党、労働党の党首がスコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドといった各地域への大幅な権限移譲を進めていくことを約束しているが、スコットランド自治政府のサモンド首相が3党首から出された提案をそのまま受け入れる可能性は低いと指摘。今回の住民投票が「導火紙に火をつけた」という独特の表現を使い、英国における地方分権問題に関する議論が今後白熱していくのではないかとの見通しを伝えている。
 
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