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Sun, 15 December 2019
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

Fields of Gold by Sting

Dear ドモンさん
ロンドン在住18年になる2児の母です。日常生活のあらゆる場面で人種差別と戦い続けてきましたが、我が子まで外見のことでいじめに遭うのが何よりも辛いです。しかも、いじめる子がアフリカ系や中東系といった外国人の気持ちを分かってしかるべき子どもたちなので、余計に許しがたいです。母親の私が黄色人種であるがゆえに、これからも差別され続けるのかと思うと、子どもたちが不憫で罪悪感すら感じてしまいます。どうすればよいのでしょうか。

回答

私なんかバスキング中、ゴミ投げられますよ(笑)。

えー、何かに書いてありましたが「4つのトマト」って実験がありまして、育てる過程でそれぞれ違う言葉を掛けるんです。Aは誉める、Bはけなす、C「自由でいいよ」、Dは無視、こんな感じだったと思います。で、予想通り、Aの誉めたトマトが一番美味しくて、Dの無視されたトマトが一番マズかったらしいんですけど、Aのトマトは、美味しいんだけども、どこか味に深みが無かったそうです。Cのトマトも、甘いんだけど何か物足りない……。

さて、特筆すべきは、けなされて、虐げられて育てられたBのトマトです。9割方すごくマズかったらしいんですが、残った1割はほかのどのトマトより美味しく、甘く深みがあったということです。これは何を意味しているかと言うと、人間も生物ですから、これと似たようなことが起こるはずなんです。相談者のお母さんも、小さいころ、偉人の伝記など読んで知ってると思いますが、子どものころに貧乏だったり、いじめられて育った人間の中から、本当に偉大な人物が出ているんです。こんな話をお子さんたちにしてあげてはどうでしょうか?

そんなあなたに
Fields of Gold
by Sting

正直、歌詞が何言ってんのかよく分かりませんが、なぜか心に響く名曲です。今度バスキングでも演奏してみようかな。今回の選曲はあまり意味は無いんですけど、なんとなく相談者のお母さんに「この曲聴いてゆったりしてほしいなあ」なんて思ってます。大地のような心で、強く優しくお子さんたちを育てていってくれい!



土門さんセレクションの音楽を収録した
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