昭和天皇、戦争責任に「苦悩」か
Hirohito’s torment over Pacific war revealed in newly released diary written by his chamberlain
元侍従の日記公開、昭和天皇が太平洋戦争に苦悩の言葉
「ガーディアン」紙 8月23日
「ガーディアン」紙は8月23日、昭和天皇の元侍従の日記が公開され、第二次大戦に日本が関与したことに対する天皇の苦悩が明らかになったと報じた。
記事は、日記が元侍従の故小林忍氏のものであり、共同通信がこの日記を入手したと伝えた。それによると、日記の中に昭和天皇の発言として、「仕事を楽にして細く長く生きても仕方がない。辛(つら)いことをみたりきいたりすることが多くなるばかり。兄弟など近親者の不幸にあい、戦争責任のことをいわれる」とあり、天皇が苦悶する様子が綴られていると述べた。
同記事は、日記の日付が1987年4月7日で、昭和天皇が87歳で崩御する2年前のものであり、弟宮の高松宮が亡くなった時期であったと説明。また記事は、昭和天皇の長男の今上天皇が、今年73回目を迎えた終戦記念日で、「深い反省」について言及したことについても伝えた。
Japan urges overworked employees to take Monday mornings off
日本のスタート・トゥデー社がファッション通販の未来を担う?
「エコノミスト」紙(電子版) 8月18日
「エコノミスト」紙(電子版)は8月18日、ファッション通販サイトを経営するスタート・トゥデー社が発表した「ゾゾスーツ」を、試着に替わる画期的なシステムだと紹介した。
Japan's Tsukiji fish market to stop tourist tuna viewings
築地市場が観光客のマグロの競り見学を終了
「デーリー・メール」紙(電子版) 8月21日
「デーリー・メール」紙(電子版)は8月21日、10月の移転を前に、東京の築地市場が、マグロ卸し売場での観光客の競り見学を9月に終了すると発表したと伝えた。
Clashes expected over Japan's bid to resume commercial whaling
商業捕鯨に関する日本の提案、対立が予想される
「ガーディアン」紙(電子版) 8月30日
「ガーディアン」紙(電子版)は8月30日、商業捕鯨の再開を望む日本政府が、9月の国際捕鯨委員会に提案予定の改革案が、各国との対立を生むだろうと報道した。
Japan and North Korea held secret meeting as Shinzo Abe 'loses trust' in Donald Trump
日本、北朝鮮高官との「極秘会談」で米大統領の信用失う?
「テレグラフ」紙(電子版) 8月29日
「テレグラフ」紙(電子版)は8月29日、7月に日朝の高官が、米国に事前に知らせることなくベトナムで極秘会談し、米政府が不満を示したという一部の報道を伝えた。
ドイツにおける日本報道
Tepco sucht Partner in Japan
東京電力が合併会社の設立を検討
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版) 8月24日
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版)は8月24日、福島第一原子力発電所の事故から7年を経て、日本で原子力産業の統合のための協議が行われていることを報じた。東京電力ホールディングス、東芝、日立製作所、中部電力の4社は、現在、業務提携に向け新会社の設立を検討しており、同紙は、こうした動きは政府にとっても、原子力に関する総合的なノウハウを把握できる魅力があるだろうとしている。2011年の事故以来、原子炉の安全性向上のためのコストが膨らんでいることもあり、この連携事業が各企業のコスト削減に役立つと報じた。