小政党乱立の衆議院総選挙
A frenetic speed-dating game
「日本の政治状況はスピード・デイティングのよう」
「エコノミスト」誌 11月24日
各政党の党首たちは、主要政党である民主党と自由民主党に代わる、日本のメディアが「第三極」と呼ぶ政治的な動きを作り出すことに苦心している。今回の衆院選においては民主党と自民党の得票が5割に満たない見込みだ。そこでそのほかの党は民主党か自民党のいずれかと、もしくは小政党同士で同盟関係を結ぶことで影響力を高めようとしている。現在の状況は、政策論は二の次としておいてともかく最もきらびやかな相手を射止めようとする意味でスピード・デイティング(お見合いと合コンの中間のようなイベント)に似ている。
他にもこんな報道が……
「世界で最もタフ」な棒倒し
「デーリー・メール」紙 11月11日
日本の防衛大で行われた棒倒しを「世界で最もタフなスポーツの一つ」であると紹介。
量的緩和が引き起こす問題とは
「ガーディアン」紙 11月11日
イングランド銀行が量的緩和の中止を決定したことを受けて、日本での量的緩和の事例を紹介。「融資コストが下がったことで、日本企業は競争や進歩という荒波から隔離され続けてきた」と主張した。
日本式の行列のさばき方
「デーリー・メール」紙 11月12日
世界最大規模である日本の同人誌即売会コミケを訪れた50万人に及ぶ入場客の行列の効率的なさばき方を大絶賛。ウェブサイトには当日の模様を映した動画も掲載。
「中国は冷静になって嫌がらせを止めるべき」
「フィナンシャル・タイムズ」紙 11月14日
林景一駐英大使が、尖閣諸島問題について中国の駐英大使の見解に反論。(元記事へのリンク先は林景一駐英大使の見解)