元サッカー選手デービッド・ベッカムがチャリティー・ショップに寄付したタキシードを125ポンド(約2万1000円)で購入した青年が、インターネット競売大手イーベイにそのタキシードを出品、なんと2600ポンド(約43万8000円)もの大金を手に入れた。「デーリー・メール」紙が報じた。
ノッティンガム大学に通う22歳の男性は、父親の誕生日プレゼントを購入するために、ロンドン中心部チェルシーにある英国赤十字のチャリティー・ショップでベッカムが着用したタキシードを購入。しかし、帰宅後にサイズが父親とは合わないことが分かり、売ることを決めたという。ちなみに購入したタキシードは、ベッカムと妻のヴィクトリアが、台風による被害を受けたフィリピンへの義援金集めを目的として同ショップに寄付したもの。ベッカム夫妻はほかにも段ボール20箱分もの一流ブランド品を寄付しており、青年はこれらの品々の販売日初日に同ショップへ赴き、約1時間半並んだのちにタキシードを購入したそう。
この青年のほかにも、ベッカム夫妻の古着を購入後、インターネット上で販売しているケースがみられることから、ツイッター上などで「もしサイズが合わないのならば、購入した金額で売るべき」といった批判の声が上がっている。
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