シティ・オブ・ロンドン自治体によると、市場の継続的な運営確保のため、これらを100エーカー(約40ヘクタール)の巨大なべニューに移転させるという。場所は未定だ。自治体の市場委員会は、この大規模な計画に「原則として」合意したが、この提案には議会の承認が必要とされる。
ロンドンを支える3つの台所は、すべて開場から数百年以上の歴史があり、スミスフィールドに至ってはなんと1000年ほど前から同じ場所で運営している。残りの2つは移転こそすれど、新地に根を下ろしてすでに30年ほどが経過しており、ビリングスゲート内のカフェのオーナー、アリさんはこの計画について、「たくさんのお客さんが買い物に来てくれているので、移転後にそれがどうなるのかが心配。リスクを考えると、自分はここで経営を続けたい」と胸の内を吐露した。
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