政府ばかりではなく企業や市民レベルでもウクライナ支援が広がっている英国。国内のスーパーマーケットではウォッカなどロシア製品の販売をボイコットするところも増えているが、大手セインズベリーズでは、レディ・ミール「チキン・キエフ」の表示にこだわりを見せた。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。
同社は先日、ロシアから輸入されたウォッカ「ロシアン・スタンダード」とローストされた黒いヒマワリの種を店頭から撤去。さらに、自社製のレディ・ミール「チキン・キエフ」の表示をこれまでの「Chicken Kiev」から、ウクライナ語のつづりである「Chicken Kyiv」(チキン・キーウ)に改めると発表した。ウクライナの首都のロシア式つづりであるKievを Kyivに変えるよう、SNS上でさまざまに展開されているキャンペーンに応えたものだ。
チキン・キエフは鶏の胸肉の中にバター・ソースを包み焼いたり揚げたりした一品で、英国では1976年には早くもレディ・ミールとして登場するなど、英国人にはなじみのメニュー。
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