同紙によると、キャンペーンは「トラベル・カインド」イニシアチブの一環で、周囲への配慮を呼び掛ける内容。エリザベス線の車内にはすでにポスターが掲示されており、今後ほかの路線にも拡大される予定だ。英国では近年、音の迷惑に対する規制が強まっている。すでに楽器や機器を使って迷惑な音を出すことを禁じる条例があり、車内の騒音にも最高1000ポンド(約19万円)の罰金が科される可能性がある。ただし、実際に適用されることはまれだ。今年初めには自由民主党も、公共交通での大音量の音楽や動画再生を禁止し、罰金を科す法案を提出している。
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