newsdigest
HOME arrow 英国における日本報道

英国における日本報道
トヨタ、英国で100万台以上に欠陥か

4 February 2010 vol.1235

英国でトヨタ車を利用している100万人以上の人々が、自身の所有する車に危険な欠陥がある可能性があると伝えられた。同車のアクセル・ペダルが踏み込んだ後に元の位置に戻らなくなる不具合が生じているこの問題において、ヨーロッパ内で約200万台がリコールされる可能性があると考えられている。

欠陥部品は、米部品メーカー、CTSが製造していた。グラスゴーには同社の製造工場があり、過去2年、トヨタのバーナストン工場に「オーリス」「アベンシス」合わせて35万台分の部品を供給してきた。

また、英国内のトヨタの従業員は1月28日、英国全体の従業員数の5分の1にあたる750人の人員削減が今年末までに行われることが発表され、衝撃を受けた。

「タイムズ」紙  1月29日

中国への「楽観主義バブル」

4 February 2010 vol.1235

欧州における中国への「楽観主義バブル」がはじける一方、日本ではそのバブルが膨らみ続けているのは印象的である。

民主党政権下の日本は、米国よりも中国との間により良い関係を築いているようだ。経済的にみても、日本の最大貿易相手国となり、世界第2の経済大国にならんとする中国と緊密なつながりを持つことは理に適っている。しかし、民主党の掲げる「東アジア共同体構想」は、日本が中国に対し卓越した技術力を印象付け、新たな地域構造を提唱するにふさわしい立場にあることを前提にしたものだ。中国は今、誰の力も必要とはしていない。

日本が自国をアジアの中心に据えるという大胆な戦略を実行するには、資源(と意思)に欠ける。また、防衛費が国内総生産(GDP)のわずか1%にすぎない日本は、米国から自立しているどころか、依存度を増しているだけなのだ。

「エコノミスト」誌  1月28日

貴乃花親方が相撲協会に挑戦

4 February 2010 vol.1235

古典的な気品と優雅さをもった力士として人々の記憶に残る貴乃花親方が今、日本相撲協会の理事の一候補として、相撲界の階級制度に対し反旗を翻す反乱を先導している。

貴乃花親方は、少数の若手の反逆者たちとともに、超保守的な相撲協会を、徹底的に変えようと挑んでいる。観客や入門者数の減少を食い止めるには、相撲を近代化する必要があると主張。また、協会の口座や資産を公開し、理事が受け取っている多額のボーナスをカット、待遇の悪い幕下力士や行司らの給料を増やすことなどを訴えている。

重要事項の決定は内々に行うことが慣例となっている相撲協会の古株は、貴乃花親方が自身の意見をメディアに訴えたことに激怒した。しかし、相撲解説者、杉山邦博氏は「彼ほど潔癖で、嘘偽りのない妥協なき力士は見たことがない」と語っている。

「タイムズ」紙  1月28日


eBOOK THIS WEEK
PROMOTION
Yasujiro Ozu at BFI
リッチモンド・ファーマコロジー 治験ボランティア
from News Digest
ご意見・ご感想
リンクダイジェスト
定期購読のお申込み
ロンドン占い
WEATHER
LONDON
4°C

英国ニュースダイジェストに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
 Copyright ©2005-2010 Eikoku News Digest Ltd. All Rights Reserved. Do not duplicate or redistribute in any form.