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2 September 2010 vol.1265
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今年の夏、千葉法務大臣の命により、東京拘置所の死刑執行施設が報道陣に公開されることになった。死刑制度反対の立場をとりながらも、先月、死刑執行命令書にサインし、世間を驚かせた同大臣は、サインは自分の義務であり、死刑制度をめぐる議論を促進させたいと主張している。
死刑反対の立場を取る保坂展人氏によれば、死刑執行施設は冷酷さと快適さが混在した空間である。囚人が死刑執行を告げられる部屋はカーペットが敷かれ、仏像や絵画が飾られている。しかしカーテンが開くとそこには落とし戸と首を吊る縄が待っているのだ。実際に囚人が死に至るのは、落とし戸の真下にあるコンクリート敷きの地階で、床には死刑執行により出る汚物を流す排水溝が設置されている。保坂氏は、死というものを感じさせる地階の見学が可能になるか否かが重要であると語っている。
「タイムズ」紙 8月23日
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2 September 2010 vol.1265
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就任後間もない菅首相は、雇用確保や経済成長、そして財政規律を確立するため、林業に目を付けた。同首相は、今後の日本の経済成長には林業の復興が不可欠だと訴え、日本の森林はまだ未開発であり、林業の効率性はドイツの10分の1にも満たないとした。
また、菅氏の率いる与党・民主党は、日本の森林をいかに外国資本から保護するかについても検討を始めた。外国資本による土地所有に対する規制がなく、土地所有者の権限が非常に強い日本では、政府が土地を徴発することは非常に難しい。また、日本の土地利用調査はずさんで、政府関係者によると、国土の70%近くを占める地方の森林部は事実上、「盲点」となっている。そうした土地は非常に安価で、海外の投資家たちにとっては将来的に非常に魅力的な投資対象になる可能性を秘めている。
「タイムズ」紙 8月27日
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2 September 2010 vol.1265
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与党、民主党の小沢一郎氏は8月26日、政府を破滅の道に導きかねない爆弾を落とした。同党代表選への出馬を表明したのである。
小沢氏の決断は、同党および日本の国全体に深刻な危険をもたらす。代表選は、既に参議院で過半数を割っている同党を分断することにつながりかねず、またこの争いが政府の関心を、国を治めること以外の方向へ向けてしまっているように見受けられる。長引く不況時に次から次へと首相が変わることは、次第に国の不名誉として受け止められるようになっている。
小沢氏の支持者は、同氏が強い指導力を発揮し、野党と強い結び付きを確立すると信じている。しかし、時に旧態依然とした派閥のトップと酷似した行動を取る同氏は嘲笑の的になっており、同氏が国民にどれほど嫌われているのか認識している進歩的な政党も、同氏とは距離を置くだろう。
「エコノミスト」誌 8月28日
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