王子は、セクシャル・マイノリティーの社会的地位向上を目指すロンドン・プライド・パレードに先立ち、LGBT+のホームレスの若者を支援するチャリティー団体「ジ・アルバート・ケネディー・トラスト」がロンドンに新設したサービス・センターを訪れた際、団体からのさまざまな質問に対し親の立場で回答した。
その中で、子供を肯定するも唯一の懸念事項は世間からの偏見だと答え、「(子供たちがLGBTでも)全く気にならないが、親として心配なのは世間の障壁、傷つく言葉の数々、仲間からの差別だ」と述べた。王子はすでにケイト妃とこういったトピックについて話し合っているそう。
同紙は、この手の話題で英国王室のメンバーがここまではっきりとコメントを発表するのは珍しいとし、将来王位を継ぐウィリアム王子は、同時にイングランド国教会、また連邦王国のうち同性愛を禁じている37カ国を束ねるトップに君臨するとした。
< 前 | 次 > |
---|