1日付の「サンデー・タイムズ」紙は、ウィリアム王子が訪日中にNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」のスタジオを見学した際に、撮影で使用されるかつらの着用を固辞した一件について取り上げた。
同記事は、同スタジオで使用されていた侍特有の頭頂部をそった髪型を再現するためにデザインされたかつらに言及した上で、前頭部分の髪の毛が薄いことがしばしば指摘されているウィリアム王子は「その点では助けを必要としない」と揶揄。また「弟(ヘンリー王子)に一生からかわれ続けることになる」との理由で、ウィリアム王子がこのかつらの着用を固辞したと伝えた。
また同記事は、「ユーモアと尊厳」や「馬鹿げた振る舞いとよそよそしさ」の「バランスを取ることは難しい」と表現。そして「ウィリアム王子にも一線はある。そして王子は恥をかくような行為とは距離を置く本能も持っている」と述べている。
Fri, 26 April 2024