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イギリスの伝統的なお菓子「クリスマス・プディング」を好むイギリス人が意外と少ないことが分かった。「デーリー・メール」紙が報じた。

クリスマス・ディナーの定番とも言える「クリスマス・プディング」。イギリスでは各家庭が独自のレシピを持っていることが多く、とりわけクリスマス時期に地方の家でのパーティーに出掛けた際には必ずといっていいほど提供される代物だが、在英邦人を含む外国人の間では「あんまりおいしくない」と感じる人も少なくない。とりわけ国際結婚した夫婦間などでは、姑が腕によりをかけてつくったクリスマス・プディングを完食するのが一大事となっている、なんて話もよく聞かれる。

ところが料理雑誌「BBCグッド・フード・マガジン」が1184人のイギリス人を対象として行った調査によると、クリスマス・プディングが好きという回答者は全体の54%のみ。嫌いな食べ物として頻繁に名前が挙がる芽キャベツを好きと答えた割合（64%）よりも少なかった。

最近ではクリスマス・プディングではなく、トライフルやチョコレート・ケーキなどをデザートに出す人が多いようだ。