元サッカー選手デービッド・ベッカム(41)の広報担当者が経営する、スポーツ専門PR会社ドワイエン・スポーツのサーバーが何者かにハッキングされ、ベッカムの過激なメールが流出。PR会社は100万ユーロ(約1億2000万円)近く払わなければ、彼らのメールやドキュメントを流出させると昨年初めに脅されていたことが分かった。「デーリー・ミラー」紙が伝えた。
ハッカーはポルトガルにあるPR会社の関連会社を通し、「この流失はお前たちが想像するよりはるかに大規模だ。寛大な資金提供をすれば、メールはそのまま消してやる」として、50~100万ユーロの支払いを同社に要求していた。
この件を警察に通報したドワイエン・グローブ社は、支払いを拒否。その結果、ベッカムと広報担当者の交わしたメールがサッカーのゴシップ・サイト「フットボール・リークス」経由で流失することとなった。内容は、2013年、自分にナイトの称号を与えなかった選考委員を激しい言葉で罵倒したり、歌手のキャサリン・ジェンキンスが大英帝国勲章(OBE)なんて「悪い冗談」だといったようなかなり私的なもの。
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