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前回は元本保証Bondに対する留意点などについてお話しました。今回はもう一歩進んだ運用商品をご紹介します。
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元本保証で株式市場上昇をエンジョイでき、いつでも換金できる投資商品はありますか。 |
残念ながらありません。しかし「Floor
Fund」と呼ばれているものが一番近い商品でしょう。こちらは株式やミックス型の投資信託で、一定(1年間など)の期間内において一定の価格(フロア価格)より下落しないよう設定されています。通常フロア価格は一定期間開始時の95%に設定されており、いつでも売却(解約)できます。
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95%の元本保証で上昇した分だけ儲かるのですね。 |
95%以下に下落しないように設定されていますが、保証されているわけではなく、マーケットが大暴落した場合などには95%以下に下落する可能性もあります。また、株式市場上昇時に同様にFloor
Fundが上昇するわけではありません。95%の元本を保証するためにコストがかかっているからです。
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やはり元本が保証されていたり、それに似たスキームだと利益の見込みも減少するのですね。私は根本的に長期投資を考えているので元本保証でなくてもいいと思います。初心者向けの価格の落ちにくい運用商品はありますか。 |
「Equity Income Fund」という投資信託を検討されるとよいかもしれません。高い配当を払う性向のある会社の株式で運用されています。英国株式市場平均の配当率は年3.1%程度(2006年9月10日付「ファイナンシャル・タイムズ」紙)ですが、当ファンドの平均配当率は3.5%(「マネー・マネージメント」2006年8月号)です。健全なバランス・シートと潤沢なキャッシュ・フローを持つ大会社の株式で運用されることが常なので、市場が下落する際それほど下落しない傾向があります。加えて、年3.5%近い配当が複利運用され、市場下落時にクッションの役割も担います。もちろん、市場が急上昇したときは、投機性の高い小型の株式などの上昇率のほうが勝ります。また、英国にはこの運用手法を用いる投資信託が数々あり、運用
担当者により運用成績も様々ですのでじっくり調査して運用先を選択してください。
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日本株式で大損をしたので株式アレルギーです。ほかに相対的に安定した投資先はありますか。 |
商業不動産で運用する投資信託があります。オフィス、ショッピング・モール、工場、倉庫など政府や企業向け賃貸物件で運用されています。居住用不動産と違い、商業不動産の賃貸契約は長期(10年など)ですので、安定した家賃収入と不動産価値の上昇両方からの利益創出を目指しています。またプロの運用担当者により物件が選択管理され、運用物件種類、賃貸先企業、立地などが分散投資されています。ただし市況が急激に悪化し手持ちの物件を売却して投資家からの売却(解約)に応える場合は、売却(解約)に時間(6カ月まで)を要する場合もあります。

このガイドは2006年9月時点の法制とInland Revenueの規定に基づき一般的なガイダンスのために作成されております。皆様のご理解を深めるために内容を省略簡素化してある場合もあります。金融商品のご検討に際しては専門家にご相談されることをお勧めいたします。
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