
| クレジット・カードの賢い利用法(2) |
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「マネー教室」では、暮らしに密着した金融、経済事情を分かりやすく解説します。今回はクレジット・カードの賢い利用法、上級編です。 金利ゼロの0%APRには、何か落とし穴があるのではないでしょうか。前回取り上げたように、他社にある借入残高を新規のカード会社へ振替(Balance Transfer)した場合や、新規にカードを申し込んだ場合に0%の金利を一定期間、提供するのが0%APRのシステムでした。 まず確認する必要があるのは、金利が振替残高のみでなく、新規の取引(商品購入や現金引き出しなど)にも適用されるかという点です。他社から振替した残高には0%の金利が適用されても、新しくカードを使用した場合は標準金利が適用される場合があるので気をつけてください。下の表をご覧ください。 Sony、Virgin、Abbeyなどは振替残高には0%金利を適用しますが、そのカードを使用し商品を新規に購入した場合は表記のAPR(15.9%)が適用されます。さらに、0%金利適用期間後は高いAPRが適用される場合が多いので、初期の0%のみにこだわらず、その後のAPRも考慮してカード会社を決定することをお勧めします。 ずいぶん金利が違いますね。では0%に惑わされずに標準的なAPRが安い会社を選択することにします。一概にそれが良いとは限りません。例えば引越ししたばかりで1、2カ月のうちに大量の家具を購入する必要がある時など、出費が一時的に増加する場合です。もし金利が0%の間に完済する見込みがあれば、特別金利を利用するほうが得ですよね。カード残高を完済し特別金利期間が過ぎたら、そのカードを停止しAPRの安いものに乗り換えれば良いだけのことです。 カードを停止するときにペナルティが課せられることはありませんか。個々のカード会社にもよりますが、一般的にペナルティを課せられることはありません。 それでは0%の特別金利を利用して、その期間が終了するごとに別の会社へ乗り換えればずっと0%で借り入れができることになりますが?端的に言うとそういうことです。ですが実際は0%の期間が過ぎていることを忘れて、高いAPRを結果的に払っている方の方が多いといえるでしょう。
*Money Extraより。Annual Feeなし、特に信用力に問題のない方対象。APR:Annual Percentage Rateの略。あらゆるコストを含んだ年率金利。銀行間、カード会社間の金利を比較するときに目安になる。 |
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和枝 ドゥルーリー FPC 日本人ファイナンシャルアドバイザー(FA)。 十数年間の米英系投資銀行勤務を経て、FAとして独立。日英両方の資格を有する。大手独立系FA会社に所属。 e-mail: info@kazuedrury-ifa.co.uk URL: http://www.kazuedrury-ifa.co.uk |


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