
| クレジット・カードの賢い利用法(1) |
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「マネー教室」では、暮らしに密着した金融、経済事情を分かりやすく解説します。今回は何かと出費が重なるクリスマス・シーズンに備えて、クレジット・カードの賢い利用法についてです。 クレジット・カードのシステムについて簡単に説明してください。カード会社が個人の信用力に応じて信用枠(クレジット)を設定、その限度額までお金の借り入れが可能としたシステムがクレジット・カードです。信用限度額まで商品を購入したり、現金を引き出したりしてクレジット・カードを利用することができます。クレジットを使用(商品を購入)してから次回の銀行引き落とし日にお金を返済すれば、金利などのコストはかかりません。毎月定額で、または借り入れ残額の何パーセントずつというように時間をかけて返済する場合は金利が課せられます。この金利がAPRと呼ばれるもので、個人の信用力によりカード会社が決定します(下の表参照)。一般的に毎月の最低返済額は借り入れ残額の2〜3%もしくは3〜5ポンドのいずれか高い方とクレジット会社側から設定されていますが、それ以外の返済額や時期は自分で決められます。毎月決まった額をDirect Debitにて入金しても、お金に余裕のあるときにまとめて返済しても構いません。また信用枠を超えてしまった場合はペナルティ(20ポンドなど)が課せられます。 クレジット・カードを使用して現金を引き出すことも可能なのですね?はい。しかし現金を引き出す際は通常特別な手数料(1回につき2ポンドなど)が課せられたり、ほかの取引と比べて高い金利が適用されたりしますので、あまりお勧めできません。 よく電車の中で「0%APR」と書かれたクレジット・カードの広告を目にしますが、これは金利がゼロということですよね?他社にある借入残高を新規のカード会社へ振替(Balance Transfer)した場合や、新規にカードを申し込んだ場合に0%の金利を一定期間、提供するシステムです。振替金額に適用される金利は「Balance TransferRate」、新規にカードを設定した場合に一定期間適用される金利は「Introductory Rates」と呼ばれており、多くのカード会社が0%金利を提供しています。次回は、この0%APRの落とし穴と上手な利用法を紹介したいと思います。
*Money Extraより。Annual Feeなし、特に信用力に問題のない方対象。APR:Annual Percentage Rateの略。あらゆるコストを含んだ年率金利。銀行間、カード会社間の金利を比較するときに目安になる。 |
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和枝 ドゥルーリー FPC 日本人ファイナンシャルアドバイザー(FA)。 十数年間の米英系投資銀行勤務を経て、FAとして独立。日英両方の資格を有する。大手独立系FA会社に所属。 e-mail: info@kazuedrury-ifa.co.uk URL: http://www.kazuedrury-ifa.co.uk |



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