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新井純治(あらいじゅんじ)
エクスレイヤ社マネージャー。1970年2月16日生まれ、2004年4月に渡英。小学生よりスキーを始め、スキーをこよなく愛する。一度雪原に繰り出せば、その姿は雪に喜ぶ犬の様。モットーは「自分に正直に生きる」こと。 |
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皆さんはITエンジニアと言うと何を想像するだろうか。理系・理屈っぽい・おたく・お話ができない・遅寝遅起、と言ったあたりでしょうか。なんかマイナス・イメージのものが多いですね。私もITエンジニアの端くれなのですが、一般的なイメージはこんな感じかと思います。今回は、こんな人はITエンジニア向けじゃないなぁと思ったお話をしたいと思います。
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その壱: 論理的思考? |
つい最近、衝撃を受けたことがある。いきなり私の妻が叫んだのだ。妻:「鏡の自分と写真の自分が違うっ!」私:「???」何が言いたいのか全く理解できなかった……。もうちょっと聞いてみると、鏡の中の自分と写真の中の自分の顔の雰囲気が違うと言うのである。私:「そりゃぁそうでしょう。相当左右均等に作られている人じゃない限り、雰囲気が違うのは当たり前じゃん」妻:「???」あれ? なんか話がかみ合わないぞ。で、もう少し突っ込んでみると、妻は、写真が鏡と同じように左右逆に写っていると思っていたと言うのである。想像を絶するとはまさにこのことだと思った。「そんなことも理解していないでよく今まで生きてきたね」と思ってしまう。ITエンジニアの私としては、「ここがこれこれこうなっているから結果がこれこれこうなるはずである」と、物事を常に論理的に捉える癖?が付いているため、「そんなことに今まで気が付かない」ということに気が付かないのである。
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その弐: 専門用語だらけ |
お客様へあるシステムを提案している時、A先輩:「XXXをYYYしているのでZZZとなり、信頼性が向上します」(「XXX、YYY、ZZZ」は専門用語)。お客様:「……?」A先輩は技術的には優れているのだが、お客様に合わせた提案をできていなかった。ITエンジニアと話していると、専門用語だらけで何を言っているのか全くわからないという思いをした人も多いはずである。専門用語を動詞として使用したりすることも多いためか、宇宙語を話すとも言われ、英語でも日本語でもない新しい言語を話しているイメージを受けるかもしれない。ITの本場米国でもIT関連の人たちは「英語じゃない違う言語を話す」と言う話を聞いたことがある。技術が日進月歩で進化しているし、ITの範囲がどんどん広がっているため、専門用語がどんどん多くなるのは確かなのだが、話し相手が理解できないのでは意味が無い。サービス業なのだから。
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その参: 話がズレまくる |
B君は一流大学を卒業したばかりの新人。業務知識も無ければ、社会人の常識も無い。しかし、それらは今から勉強すればよい。でもやっぱりなんか変なのである。日を追うごとにその疑問は膨らんでいく。私:「B君、このPC発注した?」B君:「新井さん聞いてくださいっ!
このPCすごくいいですよ!」私:「……。で?」そう、話がズレるのである(私はこれを「惑わしの術」と呼んでいる)。話しているうちに話が横道にそれてしまい、もともと何を話そうとしていたのか忘れてしまうならまだしも、私の質問に対していきなり違うお話を始めてしまう。話をしているうちに答えが出てくるのかと思いきや、自分だけ満足して話を終わらせ、結局私の質問に答えていない。話を聞いている私の方も15分、20分もこんな話を続けていると、何を話さなければならないのか、何を伝えなければならないのか分からなくなってきてしまう。時々ならいいのだが、毎回は辛い。
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その四:良いエンジニアとは? |
一方で良いエンジニアと言われる人たちも少なからず存在し、以下のような特徴を持っているようである。・なるべく平易な言葉で説明しようとする。・話し相手の立場を理解しようとする。・業務知識がある。なくても、理解しようと努力する。・問題の本質を捉えられる。・経営の知識がある。・体力がある!要は、IT技術を持っているのは当然なのだが、人間として他人を思いやるような話し方をし、社会人として積極性を感じる態度・行動を取ることができて、さらに経営視点があれば尚良いと私は考えている。上記は一見当たり前のことを並べているように思われるかもしれないが、これら特徴をすべて兼ね備えているITエンジニアというのは残念ながら非常に少ない。皆さんが普段接しているITエンジニアはいかがでしょうか。
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