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2008/09/29 Monday 09:20 BST |
フォルティスを部分的に国有化
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欧州3国発表、英銀行も
ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3カ国政府は29日、経営が悪化したベルギー最大の金融グループ、フォルティスを共同で部分的に国有化すると発表した。欧州では、英政府が同日にも中堅銀行ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)の一時国有化を発表する見通し。米国発の金融危機が欧州金融機関の経営破たんに連鎖した格好だ。
今後、米サブプライム住宅ローン関連の損失による経営悪化が欧州で一段と広がる恐れがある。
3カ国政府は共同でフォルティスに公的資金で計120億ユーロ(約1兆7000億円)を出資、同社株の49%を握る。
フォルティスはベルギー国民の半数が同グループの保険を保有、欧州を中心に幅広く銀行事業などを展開し経済的影響が大きいため、近隣国による異例の「共同国有化」となった。
フォルティスは昨年、英大手金融グループと連合を組みオランダのABNアムロホールディングを買収したが、サブプライム関連の損失処理と高額な買収資金が負担となり、金融市場からの資金調達が困難になった。
株価は信用不安から前週末に1株5ユーロ(約770円)近くまで急落。事態を重くみたベルギー政府が水面下でBNPパリバやオランダのINGグループなどによる救済買収を模索したが、条件面で折り合いがつかなかった。
一方、B&Bについてロイター通信は、預金と店舗網をスペイン最大手サンタンデール・セントラル・イスパノ銀行が買収すると伝えた。
欧州中央銀行(ECB)による大量の資金供給も、金融機関の経営不安を和らげるに至っていない。金融危機対策の法案を取りまとめた米国に続き、欧州各国も抜本的な対策を迫られそうだ。(共同)
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