4月になって、英国に赴任したばかりの方も多いと思います。今回は英国で新しい生活を始める際に必要な情報、特に送金や為替についてお話します。
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最近英国に赴任したばかりです。すぐにいろいろとお金が必要になると思うのでまとまった金額を日本から送金したいのですが、良い方法はありますか。
日本から英国への送金は、円を日本の金融機関にてポンドに両替し、金融機関に手数料を支払い電信送金する方法が一般的です。しかしポンドと円の場合、為替の買いレート(TTB)と売りレート(TTS)の差が大手都市銀行ですと通常8円程度あるので、まず為替レートが大きなコストになります。新生銀行やシティバンクの口座保有者であれば、1~4円と優遇両替コストが適用されることもあるようです。
次に送金(受取り側の手数料も含む)手数料ですが、大手都市銀行では6500円程度であるのに対し、郵便局では2006年4月から2,500円プラス受け取り銀行手数料5ポンド程度(1,000円)、合計3,500円です。尚、上記は500万円までの送金の場合です。
残念ながら、シティバンクや新生銀行に口座を持っていないのですが、他に安い為替レートを得る方法はありませんか。
英国内の為替スペシャリスト会社が競争力のある為替レートを提供しています。法人・個人向けにわずかのスプレッド(買値と売値の差)で両替を提供しています。ポンド・円のスプレッドは大抵2〜3円程度です。その時の為替レート(Spot
Rate)での売り買いのほかに、将来のレートを予約できる為替予約(Forward)や、指値での注文(Order)も受け付けてくれます。また為替の専門家が為替市場の情報提供やアドバイスをしてくれます。ちょっと為替のトレーダーになったような気分ですね。
面白そうですね。為替スペシャリスト会社の口座の開き方や最低金額など教えてください。
オンラインで申し込み請求をすると、講座開設申込書が郵送されてきますので、記入、署名をして返送すれば口座が開設されます。両替為替の最低金額は会社により多少の差異はありますが、大抵1回5000ポンド(100万円)程度からです。手数料は、円を送金する手数料(外国為替扱い)と、為替スペシャリスト会社がポンドを送金する手数料のみ(例えばMoney
Corpの場合15ポンド)です。
例えば100万円をポンドに両替した場合の送金手順を教えてください。
為替スペシャリスト会社に口座を開設した後、電話で取引金額、通貨を伝えますと、その時の市場為替レートを提示されます。そのレートでよければ、Done(取引成立)します。その後、100万円を日本の銀行口座から為替会社の指定する円口座へ送金します*。
為替スペシャリスト会社が100万円受領を確認後、英国内のあなたの指定口座へポンドが送金される仕組みになっています。
為替スペシャリスト会社 |
www.moneycorp.co.uk |
www.hifx.co.uk |
www.currencies.co.uk |
それにしてもポンドは高いですね。日本の経済が回復しつつあるので円がもっと強くなっても良いと思うのですが。
確かに日本の経済は回復していますが、為替マーケットはいろいろな要因で変動するので経済だけで判断はできないのです。特に現在の為替マーケットは各通貨の金利差を重視しています。大きな金額を動かすヘッジファンドなどの投機的な投資家が金利が安い円で調達し、ポンドを含めた高金利の通貨で運用するので、結果的に円売り、ポンド買いにつながります。
*外国籍の外国金融機関への送金は円であっても、外国為替送金扱いになりますのでご注意ください。特に、日本の銀行の円為替送金の手数料、送金限度額などを為替取引の前にあらかじめ確認することをお勧めします。
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