Thu, 02 May 2024

日本における保育所不足の問題に注目が集まる

Politicians force colleague with baby to leave chamber
政治家たちが乳児を連れた同僚を力づくで退場させる

「ガーディアン」紙 11月24日

「ガーディアン」紙(電子版)は11月24日、熊本市議会の議場に女性市議が生後7カ月の長男を連れて入り、議長から退場を求められた末に子供を友人に預けた一件を、日本における保育所不足問題などとからめて報じた。

記事は、同22日に緒方夕佳市議が、日本の多くの両親、特に女性が抱える子育てとキャリアの両立の問題に光を当てるために子供とともに入場したと説明。緒方市議の一件は日本の働く母親たちの多くが直面している、日々の現実的な問題への注目を集めたとし、日本では認可保育所に入れない待機児童数が3年連続で増加していると述べた。そのほか、2014年に東京都議会で塩村文夏議員が、妊婦や若い母親への支援に関する質問を都側に対して行っていた際に他の議員から性差別的な発言を受けた件にも言及している。

Rising crime in senior citizens plagues Japanese prisons
高齢者犯罪の増加で悩む日本の刑務所

「タイムズ」紙 11月20日

「タイムズ」紙(電子版)は11月20日、法務省が発表した2017年版犯罪白書に関する記事を掲載し、刑務所から出所後、再び犯罪を犯し再入所する高齢者が増えていると伝えた。

同記事によると、出所した人が2年以内に再び入所する再入率は65歳以上が23%を上回り前年より3ポイント近く上昇。一方、入所者全体の再入率は18%だった。記事は、この原因は明確ではないが、専門家は入所中に家族と疎遠になることや、年金受給者の貧困が背景にあるとみていると説明する。

‘Pacifist’ Japan considers building cruise missiles
「平和主義」日本、巡航ミサイル開発を検討

「タイムズ」紙 11月21日

「タイムズ」紙(電子版)は11月21日、論争になっている島々に中国が侵入するのを防いだり、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する前に破壊する目的で、日本政府が巡航ミサイルを開発する計画であると報じた。

記事は、巡航ミサイルの開発を日本政府が「検討中」であると保守系の読売新聞が報じたとした。その上で、こうした動きは自衛隊の防衛理念を崩し、日本の軍国主義の復活を恐れる中国や韓国を激怒させるとの見方を示した。

Grand Champion Harumafuji felled by assault allegations
横綱日馬富士、暴行疑惑で陥落

「ガーディアン」紙 11月29日

「ガーディアン」紙(電子版)は11月29日、大相撲の横綱日馬富士が平幕力士に対する暴行疑惑を受け、引退を発表したと報じる記事を掲載した。

同記事は貴ノ岩が数週間前に日馬富士に殴られ、医者により頭蓋底骨折の疑いという診断が下された一件について報道。日馬富士が記者会見で謝罪、引退を発表した様子を伝えた。また、相撲は近年、暴行以外にも八百長問題や違法とばくなどの不祥事に揺れていると説明している。

An Oxford-educated viola player: Meet the next emperor of Japan
日本の次の天皇はオックスフォード出のビオラ奏者

「デーリー・テレグラフ」 12月1日

「デーリー・テレグラフ」紙(電子版)は1日、「オックスフォード大学で学んだビオラ奏者」である皇太子さまを次期天皇として紹介し、皇族減少など取り組むべき問題の数々を取り上げた。

記事は、1980年代のオックスフォード大学留学時代についても言及。英政府関係者が皇太子さまを「親しみを感じさせるが少しシャイ」と評した機密文書が今年初めに英国立公文書館により公開された件についても触れた。

Emperor Akihito of Japan to abdicate in 2019
天皇陛下が2019年に退位

「タイムズ」 12月1日

天皇陛下

「タイムズ」紙(電子版)は1日、天皇陛下が2019年4月30日に退位されることが発表されたと報じた。記事は、2018年12月末日に退位するという案は宮内庁からの反対を受けたとし、それは天皇陛下が1週間後の1月7日に即位30年という節目を迎える機会を逸することとなり、かつ新年に行われる数々の神道関連行事に影響を与えるためだと述べた。

 

日本の民法における夫婦同姓の規定

When two become one
2人が一つになるとき

「エコノミスト」誌 11月9日

「エコノミスト」誌は9日、日本の民法における夫婦同姓の規定や、夫婦間の姓選択における段階的変化についてまとめた記事を掲載した。

同記事は、世論調査によると大多数の日本人が結婚したカップルは姓を自由に選択できるべきだと考えているが、伝統的な家族の形態がいまだ基準となっていると説明。ただし、家族生活にまつわる規範の一部は厳格に過ぎると考える傾向が強まっているとした。

同記事はまた、夫婦間の姓選択における段階的改革は混乱をきたしていると指摘。女性が勤務先で旧姓を通し、様々な書類上で旧姓を用いる場合でも、「koseki(戸籍)」上では結婚後の姓に変更しなければならないとした。また、戸籍はその他の多くの文書の基本となるものであり、旧姓を使用している女性たちは自分たちの身分を証明するために、余分な書類仕事をこなさねばならず、それは官僚的な国においては簡単なことではないと指摘している。

Japan gears up for the drivethrough funeral
日本初のドライブスルー葬儀場がまもなく登場

「タイムズ」紙 10月30日

「タイムズ」紙(電子版)は10月30日、日本でドライブスルーの葬儀場が年内にオープンする予定であると報じた。

記事によると、冠婚葬祭愛知グループ(長野県上田市)は、 車から降りることなく焼香や記帳を行うことができる葬儀場を開設する。同記事は、短気な参列者の便宜を図るためでなく、世界で最も高齢化が進む国における参列者の身体的ニーズを考慮したものだとし、「ビジネスではなく、我々の義務である」と述べる荻原政雄社長の声を紹介した。

Sony brings its AI-infused robotic dog Aibo back
ソニー、AI搭載しアイボを復活させる

「ガーディアン」紙 11月1日

「ガーディアン」紙(電子版)は1日、ソニーの犬型ロボットaibo(アイボ)が人工知能(AI)を備え、10年以上ぶりに復活すると報じる記事を掲載した。

今回のaiboは、有機ELの瞳で感情を表現、本物の犬のような自然な動作をする。また、人間の笑顔や褒め言葉に反応し、どんな行動が飼い主を喜ばせるのか学習するという。同記事は、今回の発表はソニーによる、家庭用ロボットのパイオニアとしての復活を目指す試みの一部であるとしている。

Empty seats greet Ivanka Trump at women's empowerment speechbr
女性活躍推進の講演でイバンカ・トランプを空席が迎える

「ガーディアン」紙 11月3日

「ガーディアン」紙(電子版)は3日、トランプ米大統領に先立ち訪日した長女のイバンカ氏が東京都内で開催された「国際女性会議WAW!」で講演したが、空席が目立ったと伝える記事を掲載した。

同記事は、モデルとしての仕事や自身のファッション帝国のおかげで日本でもおなじみのイバンカ氏は、父親の名前を出すことなく、経済界における女性の役割向上のための活動について語ったと説明した。

Baldy discount
「ハゲ割」

「タイムズ」 11月8日

「タイムズ」紙(電子版)は8日、日本のホテル・チェーン「ホテルテトラ」が頭髪の薄い人に割引を行っていると伝えた。

記事によると、同チェーンのホテルでは、清掃スタッフから排水口に詰まった髪の毛について苦情があったことから、髪が詰まることのない頭髪の薄い人に「ハゲ割」のサービスを提供。対象となれば一泊につき300円から500円割引されるという。同記事は、テトラの社長がスキン・ヘッドなのも偶然ではないかもしれないとしている。

Pokémon fans in shock as Pikachu speaks English
ピカチューの英語にポケモン・ファンが衝撃

「ガーディアン」 11月14日

病院食

「ガーディアン」紙(電子版)は14日、英語版の映画「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」で、人間の言葉を話せなかったピカチュウが英語をしゃべったとみなされるシーンにファンがショックを受けていると報じた。ピカチュウの声を担当した声優も声明で、他のキャストも「奇妙」で「ものすごく変」だと感じていると述べたという。

 
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