英国における日本報道

トランスジェンダー手術をめぐる判決で日本のこれからに朗報 - 多くの日本のLGBTQ+の人々は自身の性的指向を隠して生活

Landmark transgender surgery ruling celebrated in Japan

「インディペンデント」紙（電子版）は7日、臼井崇来人たかきーとさん（50）が申し立てた手術なしの性別変更の審判で、岡山家庭裁判所津山支部は戸籍上の性別を男性に更新できる可能性があると認めたと伝えた。記事によると臼井さんの1度目の申し立ては5年前の2019年に退けられており、今回は2度目。

同紙は、日本の最高裁判所は昨年10月、性転換を法的に認めるための前提条件として生殖器官の除去を定めた20年前の法律の規定は違憲であるとの判断を下したが、臼井さんの今回の判決は、前提条件を無効にしてから初の判決であると報じた。また、津山支部は、この判決は生殖能力を失わせる手術のみに適用され、同様に定められている別の要件の合憲性については触れなかったと報道した。また、同紙は、同日に行われたテレビの記者会見の様子を紹介。「新たな人生のスタートラインに立っているようなもの」、「（この結果に）とても興奮している」という臼井さんの声を伝えた。

記事はまた、日本のLGBTQ+の人々の多くは、職場や学校での差別を恐れ、自身の性的指向や性自認を隠している現状を取り上げ、日本は同性婚を認めていない唯一の主要7カ国加盟国だと報じた。

Japan’s former PM, 83-year-old Aso, piles insults on female foreign minister
83歳の麻生元首相が女性の外務大臣を侮辱

「ガーディアン」紙（電子版）は1月31日、日本の元首相で与党自民党の麻生副総裁が、上川陽子外相の容姿などへの侮辱的な発言で性差別の疑いで告発されたことを報道。また、麻生氏は人に対し不適切な発言をすることで知られていると紹介した。

Tokyo's fish market opens long-awaited seafood restaurants and spa to attract more visitors
東京の魚市場が食とスパ施設をオープン - より多くの観光客を呼び込む

「インディペンデント」紙（電子版）は1日、移転先の土地に土壌汚染が発覚するなどで再出発が何年も遅れ、現在は閑散気味の豊洲市場が客を呼び込むために、レストランと温浴施設を備えた観光施設「豊洲 千客万来」を同日開業したことを報じた。

‘A free-for-all’: Japan divided as return of tourists brings Instagrammers and litter
観光客が戻ったことでインスタグラマーとゴミが発生

「ガーディアン」紙（電子版）は3日、パンデミックによる渡航制限が解除されてから1年が経過し、日本が環境や地元の習慣を尊重しない一部の観光客の対応に困っていると報道。ポイ捨てが問題になっているという飲食店経営者の声を紹介した。

Ukrainian-born Miss Japan relinquishes title over affair with ‘muscle doctor’
ウクライナ生まれのミス日本「筋肉医師」との不倫で称号を返上

「テレグラフ」紙（電子版）は6日、ウクライナ人の両親の間に生まれ、日本国籍を有するミス日本の椎野カロリーナさんに既婚の医師で筋骨隆々の男性と関係を持っていたことが明らかになり、わずか2週間でタイトルを返上したと報道した。