英国ゆるニュース

大麻から抽出されたオイルや、ヘンプ・シード入りの飲料が英国で発売された。ストレス、不安、痛みなどに効果があり、不眠症にも効くという。「メトロ」紙が伝えた。

　「リラックス」という商品名で販売されている、このボトル入り飲料の成分は、ヘンプ・シード、カシュー、デーツ、ココナッツ・オイル、バニラ、水、そして大麻から抽出されたCBDオイル。

　フィトセラピストで食品開発コンサルタントのマイケル・アイステッド氏によると、CBDは脳内システムに働き掛け、感情のバランスなどを保つのを助けるという。

　CBDはカンナビジオールのことで、大麻に含まれる成分の一つだが、精神活性作用は一切ない。大麻は英国では違法薬物のクラスBに分類されているが、CBDは合法化され、11月1日からは医薬品として大手製薬会社を通してのみ購入が可能になる。

　このCBD入りドリンクを販売しているのはロンドン、ソーホー地区の「Rawligion」というオーガニック・フード販売店。ここにはカリフラワーの寿司を始め、健康志向のメニューが並んでいる。ちなみに「リラックス」は限定販売とのこと。

 

　世界ツアーの一環でイングランド北西部マンチェスターのステージに立っていたカナダのポップ・スター、ジャスティン・ビーバー（22）が、コンサートの途中でマイクを床に捨て、舞台裏に引っ込んだという。BBCが伝えた。

　ビーバーはその前に、曲と曲の間に叫ぶのをやめてほしいとファンに懇願。にもかかわらずファンの悲鳴が収まらなかったため、怒ったビーバーはマイクを捨ててステージから去っていったとか。やがて気を取り直して戻って来た彼は、客席に向かって話し掛けようとするたびに、皆が悲鳴を上げるのでコミュニケーションが取れないのだと説明。「この後はもうトークはなしで、曲だけやるから」と締めくくったという。

　この日はマンチェスター公演の3日目だったが、初日にも「バラードを歌うから静かにして」とステージ上から観客に頼んでいる。また、先週のバーミンガム公演の際も、「トークの間は叫ぶのを止めて」と言っており、とにかく、悲鳴を上げられるのは「すごく不快」なのだそう。

人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ（40）の妻で女優のソフィー・ハンター（38）が、2人目の子供を妊娠中であることを発表。カンバーバッチ一家に、また一人家族が増えることが分かった。オンライン・マガジン「e! ニュース」が伝えた。

　カンバーバッチは最新作「ドクター・ストレンジ」の米国プレミア出席のため、ハンターとともにロサンゼルスを訪問していた。

　カンバーバッチ夫妻は昨年の6月に長男のクリストファー・カールトン・カンバーバッチくんを授かったばかり。

　英最大級の野外音楽祭であるグラストンベリー・フェスティバル。2017年のヘッドライナーとして、英バンドのレディオヘッドが出演するといううわさが流れている。BBCが伝えた。

　これは19日の午後、同フェスティバルのメイン・ステージとなる「ピラミッド・ステージ」の前の芝生に、バンドの巨大なロゴを描いている作業員2人の姿を目ざといファンが見付けたことからうわさとなっているもの。バンドとフェスティバル関係者はまだコメントを発表していないが、これが本当なら、レディオヘッドがヘッドライナーとして同フェスティバルに出演するのは、2003年以来の14年振りということになる。

イングランド北部からスコットランド南部に伸びるペナイン山脈で、この冬初めての雪が観測されたという。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

　19日朝方、ペナイン山脈で2番目の標高を誇るグレート・ダン・フェルでは、うっすら雪が積もり、現在も小雪が舞っているとのこと。

　何人かの気象予報士は、今年の冬、英国が近年ない程の大雪と寒波に見舞われると予想しており、天気予報サイト「Accuweather」によると、今から来年の4月にかけて、15～18回の嵐が英国にやって来るそう。

　「ハリー・ポッター」の新シリーズ第1弾となる、映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅（原題: Fantastic Beasts and Where to Find Them）」の公開を1カ月後に控え、シリーズの原作者で今回脚本も担当したJ・K・ローリング（51）さんは、この映画が5部作になると発表した。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

　13日、ロンドン中心部のレスター・スクエアで開催されたグローバル・ファン・イベントの集いにサプライズ・ゲストとして現れたローリングさんは、「最初から1作以上になると思ってはいたけれど、構想をきちんと練ってみた結果、5部作になると確信した」という。

　「ファンタスティック・ビースト」は、ハリー・ポッターと仲間たちがホグワーツ魔法魔術学校に入学するよりも約70年前を舞台に、エディ・レッドメイン演ずる魔法動物学者、ニュート・スキャマンダーの冒険を描くもの。英国では11月18日公開。

 

 

　マーマイト、PGチップス、ダブ、バセリンなど、英国ではおなじみの商品がテスコのオンライン・ショッピング・サイトから消えた。これは製造・販売元である消費財大手、ユニリーバが値上げを要求したことが発端。「デーリー・メール」紙を始め各紙が伝えた。

　消費財大手ユニリーバ（本社・ロッテルダム）は、英国のEU離脱決定が原因で起きているポンド安を理由に、商品の10%値上げを要求。ユニリーバ社を利用する大手スーパーマーケット・チェーン「テスコ」がこの要求を拒否したため、その結果として約200銘柄の商品がテスコから無くなることになりそうだという。オンライン・ショッピング・サイトからは既にいくつかの商品が消えており、実店舗から姿を消すのも時間の問題と言われている。

　ユニリーバ社が英国のEU離脱決定を値上げの理由に利用しているだけ、と見る批評家もいる。消費者の間では「ユニリーバ社（商品）をボイコットしよう」という動きもあるらしい。

人相の悪いピエロのマスクをかぶった人物が、通行人を怖がらせる騒動が英国に広がっているが、ハロウィンを前に、増々エスカレートするのではないかと警察が懸念を示している。「ガーディアン」紙が伝えた。

　ロンドン警視庁は、ピエロの扮装で悪ふざけを楽しんでいる人々に対し、犯罪行為に発展する可能性もある、と警告している。全国各地の警察がピエロに恐怖を覚えた市民から多数の通報を受けているといい、南ウェールズでは下校途中の小学生を怖がらせた罪で18歳の男性が逮捕された。

　騒動の始まりは米国。ピエロのマスクをかぶり、通行人を驚かせる様子がSNSなどで拡散され、この悪ふざけを真似る人々が次々に現れた。この流行が海を渡って英国でも始まった形だ。

　イングランド・プレミア・リーグの強豪、マンチェスター・ユナイテッド（マンU）に所属するウェイン・ルーニー選手（30）の息子カイくん（6）が、同クラブのユース・チームに参加しトレーニングを開始したという。「サン」紙が伝えた。

　カイくんはパパに連れられマンUの旧練習グラウンド「ザ・クリフ」へ通い、ほかの25人あまりのキッズとともに練習に励んでいるそう。ルーニー選手が遠征試合で送り迎えができないときは、妻のコリーンさんか、チームメートであるマイケル・キャリック選手が代わりを務めるのだとか。キャリック選手の息子ジェイシーくんもユース・チームの一員。ルーニー選手もキャリック選手も、子供のサッカー教育に非常に熱心のようだ。 

 大御所バンドのザ・ローリング・ストーンズが、12月に新譜「ブルー・アンド・ロンサム」をリリースすると発表した。「メトロ」紙が伝えた。

　前作の「ア・ビガー・バン」から11年ぶりとなる本作は、今年初めにわずか3日でレコーディングされたという。ゲスト・ミュージシャンとしてギタリストのエリック・クラプトンも参加。BBCによると、クラプトンがストーンズのスタジオ録音時偶然に、隣のスタジオでレコーディングしていたことから実現したのだとか。

 「ブルー・アンド・ロンサム」のリリースは12月2日。本日7日より先行予約が開始される。

　ストーンズのツイッタ―で発表された派手なアルバム・ジャケットのデザイン。

The Rolling Stones return to the blues with Blue & Lonesome, their first studio album in over a decade #RollingStones #BlueAndLonesome pic.twitter.com/e1eDM5TOfo

— The Rolling Stones (@RollingStones) 2016年10月6日