Tue, 30 April 2024

英国ゆるニュース

王室ネタからセレブ、ゴシップ、カルチャーまで

ロンドン初の地下ホテル、建設に向けて発進

ロンドン中心部の大英博物館近くに、ロンドン最初の地下ホテルを建設する許可が与えられた。ホテルは地下約15メートルにできる予定で、自然光が入らないため部屋は窓のないデザインになるという。「メトロ」紙が伝えた。

 ベッド数166のこのホテルは、グレート・ラッセル・ストリートのNCP駐車場跡地に建設にされるとのこと。当初、地元カムデン・カウンシルは、窓がなく空気の悪い地下で眠ることに対し健康上の懸念を示し、地元の市民団体も、第二次大戦中に地下の防空壕で寝たのと似たようなものだとコメントしていた。

 

 

家に使っていない毛布はありますか?

行き場のない犬や猫を保護している動物シェルター、バタシー・ドッグズ & キャッツ・ホームが、毛布の寄付を募っている。「メトロ」紙が伝えた。

 12月を目前に、寒さの厳しくなってきた英国。そんな中、「動物シェルターに暮らす犬たちに毛布を」、とロンドン南部の保護施設バタシー・ドッグズ& キャッツ・ホームが訴えている。現在シェルターでは、すべての犬や子犬たちにきちんと寝具類が行き渡っているわけではないそう。つまり新しい引き取り手が見つかるまで、固い床の上か、すり切れた固いベッドで寝なければならない。特にグレイハウンドのような痩せて短毛の犬種は寒さに弱いので、犬用のセーターを着せて寒さをしのいでいる状態だという。

 こうした犬たちに毛布をあげることができる方は、Battersea Dog & Cats Home’s  London centre,  4 Battersea Park Road, London SW8 4AA へ持っていこう。ちなみにDuvetと呼ばれるような羽毛布団、シーツ、タオルは薄くて適さないとのことなので、注意が必要。

dog

 

マドンナの息子ロッコ君、大麻所持で逮捕

 米シンガーのマドンナと、英映画監督ガイ・リッチーの息子であるロッコ君(16)が、大麻所持で9月に逮捕されていたことが明らかになった。「サン」紙が伝えた。

 ロッコ君は、ロンドン北部の高級住宅地プリムローズ・ヒルで、近隣の住民の通報によって逮捕された。関係者によると、友人と塀の上に座っていた彼は、近づいてきた警官に気が付き、持っていた何かを投げ捨てたという。だが所持していたリュックサックの中に少量の大麻が発見されたため逮捕に至った。

 マドンナとリッチーは当時、ロッコ君の親権をめぐりバトルを繰り広げている最中だった。

 

くまのパディントンによる被害?

英作家マイケル・ボンドの児童小説「くまのパディントン」を実写映画化し、2015年に大ヒットした「パディントン」の続編が現在、ロンドンで撮影中だ。だが、ロケ地であるロンドン西部パディントン周辺の住人たちは、撮影のためにかなり不自由な思いをしたらしい。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 運河沿いに閑静な住宅が並ぶリトル・ベニス。この運河でロケが行われている間、熱心なセキュリティー・スタッフたちの行動が、まるでハリウッド映画に出てくる「武装した民兵」か何かのようだと周辺の住民から文句が噴出した。

 リトル・ベニスのウォリック・クレセント付近でのロケは3日間にわたり行われ、その間運河沿いの道路や小道、橋は全面封鎖と、付近に住む住人たちは撮影協力を強いられたよう。自宅に戻ろうとして身長2メートル近い屈強な警備員に止めらたのを始め、地下鉄の駅へ向かって歩き出したところ「(撮影中だから)伏せて」と言われた、重いスーツ・ケースを持っているのに迂回しろと言われたなど、様々な被害に遭った模様だ。
 

ジョン・レノンの怒りの手紙、オークションで2万ドルに

1971年ごろに元ビートルズのジョン・レノンがポールとリンダ・マッカートニー夫妻に出した手紙が、米ボストンのネット・オークションで2万ドル(約217万円)の値で売られる見込み。「デーリー・メール」紙が伝えた。

 タイプ打ちされた2枚の手紙には、レノンによって手書きの文章も付け足されている。内容は、リンダ・マッカートニーからの手紙に対する返事で、新しくレノンの妻となったオノ・ヨーコに対し、彼らや友人たちがいかに無礼であるか怒りをぶちまけている。また、ビートルズ解散後のポールが、伝説化されたバンドのステータスに酔っているとも指摘。自分たちはアート・ムーブメントの一部だっただけだとし、ポールに「白馬から降りろ(傲慢になるな)」と呼び掛けている。このオークションは明日〆切られるとか。

LENNONYC.jpg
© Ben Ross

 

「ファンタスティック・ビースト」第2弾、ジョニー・デップが出演

 「ハリー・ポッター」の映画新シリーズ第1弾となる、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(原題: Fantastic Beasts and Where to Find Them)」が11月18日に公開になるが、その続編には、ジョニー・デップが出演することが明らかになった。監督のデービッド・イェイツ氏がハリポタのニュース・サイト「ザ・リーキー・コールドロン」に語った。

 デップが演じるのは悪の魔法使いゲラート・グリンデルバルド役。「デーリー・ミラー」紙によると、シリーズ原作者で脚本を担当するJ・K・ローリングさんは10日の記者会見で、デップがシリーズに出演してくれるのを大変うれしく思っていると伝えた。その続編ではホグワーツ魔法魔術学校のアルバス・ダンブルドア校長の若き日の姿も描かれるそう。ローリングさんは2007年に、「ダンブルドアは同性愛者だと思っている」「ダンブルドアがグリンデルバルドに想いを寄せていた」などと語っている。

jonny depp

 

 

 

エマ・ワトソン、NY地下鉄の駅に本を隠す?

 ハリポタ映画などで知られる英女優エマ・ワトソン(26)が、米大統領選直後のニューヨークで地下鉄構内の柱の隙間などに本を隠している写真がツイッタ―で出回っている。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 ワトソンは、大統領選結果にショックを受けているニューヨークの地下鉄利用者たちを元気づけるため、誰かが見付けてくれることを期待しながら、自身の好きな本を駅構内に隠したとのこと。ワトソンのツイッターには「マヤ・アンジェロウの本を何冊かNY地下鉄に置きに行く」とある。

 マヤ・アンジェロウはマーティン・ルーサー・キング・ジュニアなどと公民権運動に参加した米黒人女性詩人で、ワトソンは先週ロンドンの地下鉄ベーカールー線のエスカレーター昇り口にも、アンジェロウの2013年に出版された自伝「Mom & Me & Mom」を置いていた。これは元々「ブックス・オン・ジ・アンダーグラウンド」というキャンペーンで、地下鉄駅構内を一種の図書館にする試み。「ブックス・オン・ジ・アンダーグラウンド」のステッカーが付いた本を構内で見つけたら、自由に取り上げて読むことができ、読み終わったらほかの人のために再び地下鉄内に戻す、というものだ。これまでにも様々な駅の改札ゲートの横やエスカレーターの脇など、思わぬところで本が発見されているようだ。誰でも参加できるそうなので、興味のある人はhttp://booksontheunderground.co.ukへ。

emma watson UK Premier

 

 

フレディ・マーキュリーの伝記映画、主役がついに決定

 英ロック・バンド、クイーンのボーカリストだった、故フレディ・マーキュリーの伝記映画製作は企画が8年にわたり難航していたが、このほどやっと主演俳優と監督が決定した模様。来年早々に撮影が始まることが分かった。米映画サイト「デッドライン」が伝えた。

 1991年に死去したフレディ・マーキュリーを演じるのは、米ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のエリオット・オルダーソン役などで知られる米俳優ラミ・マレックと先週発表された。一方監督は、「ユージュアル・サスペクツ」や「X-メン」シリーズを手掛けたブライアン・シンガーらしい。5日のシンガーのインスタグラムに、「ラミ・マレックのフレディ役を楽しみにしている」という監督自身による投稿があった。

 これまで主演候補者には、英コメディアンのサシャ・バロン・コーエンや人気俳優ベン・ウィショーの名が挙がっていたが、「創作上の違い」で実現はしなかった。

 

ルーニー、息子の誕生日に「Happy ”Birhtday”!」

 イングランド・プレミア・リーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するウェイン・ルーニー選手(31)が、息子カイくん(7)の誕生日の様子を写真投稿サイト、インスタグラムに投稿。だがケーキとともに写るカイくんの後ろには、「Happy Birhtday KAI ! 」の文字が。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 その写真を見た何人ものフォロワーから「バースデーのスペルが違う」、「アホ」などと指摘を受けてしまったルーニー。実は過去にもアイルランドの祝日、聖パトリックス・デーにアイルランドの国旗の代わりにコートジボワールの旗の絵文字付きメッセージを投稿している。

wayne rooney

 

ハリー王子の米国人ガールフレンド、異母姉にイロイロ暴露された

 現在、ハリー王子との交際が噂されている、米テレビ・シリーズ「SUITS/スーツ」などで知られる米女優メガン・マークル(35)。そんな彼女の異母姉が思いがけない赤裸々な家庭事情を暴露した。「デーリー・メール」紙が伝えた。

 マークルの異母姉によると、彼女たちの父親が9月に破産宣告を受けたにもかかわらず、マークルはそれを助けようともしないそうで、「もし王子が彼女のしたことを知ったら愕然とするはず」とのこと。さらに、マークルの母親と兄弟もそれぞれ自己破産しているそう。異母姉は彼女のことを「底の浅い成り上がり者」「赤毛好き」「ナルシストで自分勝手」と呼び、「いつもプリンセスになりたがっていた」と説明している。

 一方、7月にロンドンでハリー王子と知り合ったマークルは、人道支援への興味などで王子と意気投合。自分のことを「世界で一番ラッキーな女の子」、とカナダの新聞のインタビューで表現している。

prince henry

Arthur Edwards/The Sun/PA Archive/PA Images

 

ウェイターの不注意から、ローマ時代の彫像の親指が折れた

ロンドンの大英博物館で行われていた企業のプライベート・イベントの最中、外部ケータリング・スタッフの不注意で、館内の重要展示物であるローマ時代のビーナス彫像の親指が欠けてしまったという。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

 イベントで給仕を始めたスタッフはビーナス像の真下で腰をかがめ、上体を起こした際に彫像の右手にぶつかったらしい。そのため親指部分がきれいに折れて落下してしまったとのこと。

 タウンリー・ビーナスという名で呼ばれるそのビーナス像は、紀元1~2世紀ごろの作と思われるギリシャ時代のビーナス像のレプリカで、この像自体はローマ時代、紀元4世紀に制作された。
 
<< 最初 < 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 > 最後 >>

72 / 145 ページ
  • Facebook

参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

不動産を購入してみませんか LONDON-TOKYO Sakura Dental 24時間365日、安心のサービス ロンドン医療センター Dr 伊藤クリニック, 020 7637 5560, 96 Harley Street

JRpass bloomsbury-solutions-square

英国ニュースダイジェストを応援する

定期購読 寄付
ロンドン・レストランガイド
ブログ