Wed, 01 May 2024

安倍首相のインド訪問

India and Japan : ever closer friends
日印関係はこれまでにないほど緊密化

「エコノミスト」誌 12月12日

12日付「エコノミスト」誌は、安倍首相による11日からのインド訪問に先立ち、日印関係の緊密化を伝える記事を掲載した。

同記事は、安倍首相がツイッターを開設した際に最初にフォローした世界的な指導者がインドのモディ首相であったことに注目。以来、2人はツイッター上で「感情がほとばしるような交際」を続けていると伝えた。

また2人には多くの共通点があるとも指摘している。両者ともにアジアの民主主義国における国家主義的な指導者であることに加えて、経済成長を目的とした改革と西洋との軍事的な結び付きを促進しようとしていると主張。さらには両国とも最大の貿易相手である中国の軍備拡張を抑制したいと考えている点も同じであると述べている。

It’s ‘Bakugai’
「爆買い」とは

「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 12月2日

「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は2日、日本における2015年の新語・流行語大賞に「爆買い」が選ばれたと報じた。

同記事は、「海外製品に対する中国人の需要があまりに目立ちすぎて、その現象は日本における今年の流行語にまでなった」と伝えた。さらにはアルファベットで「bakugai」と表記した上で、「これであなたも中国人観光客の熱狂的な買い物ざんまいぶりを表現する言葉を学んだことになる」と述べている。

What this really isn’t is a freedom of speech issue
言論の自由が論点ではない

「ガーディアン」紙(電子版) 12月2日

「ガーディアン」紙の電子版は2日、ビキニ姿の女性キャラクターが登場するゲーム「DEAD OR ALIVE Xtreme3」が欧米では発売されない見通しとなった件への見解を示した。

同紙は、日本企業が露骨な描写のあるゲームを西洋のユーザー向けに編集することはこれまで何度もあったと述べている。また本件の背景にあるのは、言論の自由をめぐる問題ではないと主張。企業が特定の市場での販売を見送るなどの措置を行うのは、経営判断に過ぎないと述べた。

Not all confessions are true
すべての自白が真実というわけではない

「エコノミスト」誌 12月5日

5日付の「エコノミスト」誌は、日本の刑事司法制度の問題点を指摘する記事を掲載した。

同記事は、日本の治安の良さを示す具体的な事例を述べた上で、刑事司法制度においては容疑者の自白に重きを置き過ぎていると主張。日本では罪を認めることが更生への第一歩と見なされていると伝えた。また睡眠時間を奪われたり、恫喝(どうかつ)されたりする尋問を早く終わらせたいがために、実際には犯していない罪を認める容疑者もいると述べている。

An aura similar to that of Champagne
シャンパンと同じようなオーラ

「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 12月10日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は10日、地方再生の成功例として今治タオルを取り上げた。

同記事は、かつて「日本のマンチェスター」として知られた愛媛県今治市の綿業は、安価な輸入品の影響で近年は低迷していたと紹介。しかし、著名クリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和氏の助力を得ることで、フランス北東部シャンパーニュ地方特産のスパークリング・ワインと同様のブランディングに成功したと伝えている。

Better life for world’s loneliest elephant
世界で最も孤独な象により良い生活環境を

世界で最も孤独な象を「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 12月9日

「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は9日、東京の井の頭自然文化園で飼育されている「はな子」という名のゾウの生活環境を改善するため、タイの財団法人が日本の政府と接触を図っていると報道。1949年にタイから贈られたこのゾウは、60年以上にわたってコンクリートの囲いの中で一頭のみで暮らしてきたと伝えている。

 

ATPツアー・ファイナルでの錦織圭

If this was a boxing match, the referee should step in
ボクシングの試合なら、レフェリーが割って 止めに入らなければいけない

BBC Online News 11月19日

ロンドン東部で開催された男子テニスのATPツアー・ファイナルでは11月19日、男子シングルス1次リーグA組の最終戦が行われ、日本の錦織圭はスイスのロジャー・フェデラーに5-7、6-4、4-6で惜敗。同試合をオンライン中継したBBCは「最高の試合」であったと伝えた。

BBCは「今回のツアー・ファイナルにおいてこれまでで最高の試合ではないだろうか。間違いない」とコメント。同試合を「乱打戦」と形容し、「フェデラーは激しい乱闘に巻き込まれた」と述べた。

また解説を務めたティム・ヘンマン氏は「これがもしボクシングの試合なら、レフェリーが割って止めに入らなければいけない」ほどの壮絶な試合であったと伝えた。

Here comes the Son
ヒア・カムズ・ザ・ソン

「エコノミスト」誌 11月14日

「エコノミスト」誌の11月14日発行号は、ソフトバンク・グループの孫正義社長の紹介記事を掲載した。

全部で2700語を超える長文記事で、見出しは孫氏の名字とビートルズの曲名をかけた「ヒア・カムズ・ザ・ソン」。孫氏はアジア圏外ではあまり知られていないが、その存在を「無視するのは賢明ではない」と述べている。

さらに孫氏自身は国際的な視野を持つものの、ソフトバンク・グループは日本的な性格を持っていると指摘している。

Japan ends 'love hotels' affair
ラブ・ホテルが消えていく

「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 11月20日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は11月20日、日本のいわゆるラブ・ホテルが、バックパッカー向けのホステルへと改築されている現状を伝えた。

同記事によると、外国人旅行者の急増と日本国内における若年層の人口の減少に伴い、日本ではラブ・ホテルをホステルに改築する動きが見られている。またホステルの多くは当初、米国や欧州からの旅行客を対象としていたが、近年ではアジア人利用客も急増しているという。

She is self-effacing but wilful
控えめなのに頑固

「ガーディアン」紙(電子版) 11月25日

「ガーディアン」紙の電子版は、 11月25日、女優の原節子氏が今年9月5日に95歳で死去していたと公表されたことを受けて、同氏の追悼記事を掲載した。

同紙は記事の冒頭で「小津安二郎の映画作品を知っている人ならば、誰もが原節子に魅了されてしまうだろう」と記述。原氏が出演した小津作品6作すべてにおいて、同氏は「控えめなのに頑固、伝統的でありながら知性を持つ現代的な女性」を演じたと伝えた。

Pleasure or pain?
喜びなのか不快なのか

「タイムズ」紙(電子版) 11月26日

「タイムズ」紙の電子版は11月26日、住宅設備機器メーカーのTOTOが欧州地域で販売するウォシュレット一体形便器「NEOREST AC」の体験記を掲載した。

記事の執筆者は、とりわけ暖房便座を高く評価。「お父さんが30分ほど座ったことで生まれた余熱ではなく、あなたのためだけに暖められている」ことへの感動を示している。

また洗浄機能を使用した感覚について「喜びなのか不快なのか」と自問自答した上で「その境界線にいる」と伝えた。

Scrums of rugby fans visit Buddhist statue
ラグビー・ファンが仏像に殺到

ラグビー日本代表の五郎丸歩選手と関善光寺の宝冠大日如来の写真「ガーディアン」紙(電子版) 11月25日

「ガーディアン」紙の電子版は11月25日、ラグビーのワールド・カップ(W杯)イングランド大会で活躍した日本代表の五郎丸歩選手がキック前に取るポーズと似ているとの理由で、岐阜県関市の関善光寺に安置されている仏像を一目見ようと参拝客が殺到していると紹介。同選手と同寺の仏像の写真を並べて掲載した。

 
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