Wed, 01 May 2024

サッカー女子W杯

Japan reacts with sadness and pride
日本人ファンは「悲しみ」「敬意」を示す

BBC電子版 7月6日

BBCの電子版は6日、カナダで行われたサッカー女子ワールド・カップ(W杯)決勝で日本が米国に敗れたことを受けて、日本のファンたちが「悲しみ」と「敬意」そして「感謝」を示していると報じた。

また同記事は、日本代表の愛称である「なでしこ」は、「日本人女性の美徳を表す伝統的な概念と結び付けられる桃色の花」と説明。東日本大震災の発生後にドイツで開催された2011年のサッカー女子W杯で優勝したことで、同代表は「日本人の心の大切な一部となった」と述べている。

さらに同記事は、日本の女子サッカー選手が非常に少ないと指摘。女子選手は代わりに男子選手とプレーする機会が増えるため、女子代表のレベルが向上したとする識者の見解を紹介した。

The geometry-obsessed World Cup holders
幾何学に取りつかれたW杯覇者

「ガーディアン」紙電子版 7月2日

「ガーディアン」紙の電子版は2日、1日にカナダで行われたサッカー女子ワールド・カップ(W杯)準決勝となる日本対イングランド戦についての論評を掲載した。

同紙は、日本代表がイングランドを2‐1で下した同試合について「イングランドの夢は途絶えた」と表現。巧みなパス交換を行う日本代表を「幾何学に取りつかれたW杯覇者」と形容した。さらに岩渕真奈選手の投入が、「イングランド代表にあらゆる種類の問題をもたらした」と述べている。

They start work significantly later
日本の始業時間は非常に遅い

「タイムズ」紙電子版 7月2日

「タイムズ」紙の電子版は2日、日本の政府が夏季に企業の始業時間と終業時間を繰り上げる「ゆう活」を推進していると報じた。

同記事によると、「日本の労働者は夜遅くまで働くことでよく知られている」一方で、「始業時間はそのほかの先進国の人々と比べて非常に遅い」。午前8時以前に始業する日本人は7%に過ぎないのに対して、英国人の21%、ドイツ人の47%が同時刻には既に勤務を開始していると伝えている。

Japan: Women in the workforce
日本の働く女性たち

「フィナンシャル・タイムズ」紙電子版 7月6日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は6日、女性が働きやすい環境を整えるために、日本社会の変革が求められているとする見方を伝える記事を掲載した。

同記事は、日本では「キャラ弁」と呼ばれる弁当が流行中と紹介。キャラ弁づくりの競争が行われることで、「専業主婦の家庭に生まれた子供が、不平等が慣行化された職場で苦闘せざるを得ない働く女性の子供を見下すことになりかねない」と指摘されていると述べている。

Hikikomori is a social and health crisis
日本の引きこもりは社会的そして健康の危機

「デーリー・メール」紙電子版 7月8日

「デーリー・メール」紙の電子版は8日、「日本人男性の100万人に影響を与えている社会的そして健康の危機」として引きこもりについて解説する記事を掲載した。

同記事では引きこもりを「ときに何年にもわたり寝室に閉じこもってしまう隠遁(いんとん)」と説明。また日本に引きこもりが多い理由として、日本と西洋では母子関係が大きく異なることや、日本の親は過保護であることなどが一因と考えられるとする識者の見解を紹介している。

Tama-chan
たまちゃん

kore-eda「エコノミスト」誌電子版 7月4日

「エコノミスト」誌の4日号は、和歌山電鉄貴志川線の貴志駅で「ネコの駅長」を務めていた三毛猫「たま」の追悼記事を掲載した。たまのような三毛猫は、時代が異なれば、寺院でネズミ退治か、もしくは溺死した者の幽霊を追い払うために船上で飼われていた可能性があるが、「現代的なたまは電車を選んだ」と伝えている。

 

日本の少子高齢化問題

Japan karaoke rivals compete for silver yen
日本のカラオケ企業が高齢者獲得をめぐり競争

「フィナンシャル・タイムズ」誌 6月22日

「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は6月22日、日本のカラオケ事業が高齢者を対象にマーケティング展開を行っていると報じた。

同記事は「日本におけるカラオケの黄金期は過ぎ去ったかもしれない」と伝える一方で、関連企業は高齢者という新たな市場に希望を向けていると説明。「感傷的に歌い上げるサラリーマンやアイドルに熱中する10代の若者たち」を対象に一儲けをした過去を経て、今では老人ホームに狙いを付けていると報じている。

またカラオケは「理想的なグループ活動」と述べる老人ホーム関係者の見解も紹介。郷愁に満ちた歌を聞けば心が元気になり、また肉体的な負担がごくわずかであるなどの利点を挙げている。

Dancing in clubs after midnight is no longer a crime
深夜にナイトクラブで踊ることはもはや罪ではない

「デーリー・テレグラフ」紙電子版 6月18日

「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は6月18日、日本におけるナイトクラブの深夜営業を規制する法律が改正される見込みであると報じた。

同記事は冒頭で「日本のナイトクラブで午前0時以降に踊ることはもはや罪ではなくなった」と伝えている。また午前0時を過ぎて踊ることを禁ずる現行法を「奇妙な規制」と形容。この法律は米軍による占領下の日本でダンス・ホールでの売春活動を制限するために制定されたと述べている。

A huge turtle, or a white elephant?
巨大な亀かそれとも白い象か

「エコノミスト」紙電子版 6月20日

「エコノミスト」誌の6月20日号は、東京五輪などの主会場となる新国立競技場の建設案に関する混乱を報じた。

同記事の見出しは「巨大な亀か、それとも白い象か」。「巨大な亀」は同競技場の現行案について「列島の水没を待つ亀のよう」と表現した日本人建築家の磯崎新氏の発言を、「白い象」は「無用の長物」を意味する英語表現を示唆している。また建設作業が始まっていないにもかかわらず新国立競技場は既に「嫌われてしまった」と述べた。

Japan mourns death of Tama
日本がたまの死を悼む

「デーリー・テレグラフ」紙電子版 6月26日

「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は6月26日、和歌山電鉄貴志川線の貴志駅で「ネコの駅長」を務めていた三毛猫「たま」が死んだと報じた。

同記事によると、たまは2007年に同駅における「ネコの駅長」に就任。以後、経営難に陥っていた同線に多くの観光客を呼び寄せ、また関連商品の販売などを通じて地元経済の活性化に貢献した。同線の利用客を5万5000人増加させ、11億円の収入をもたらしたという。

A plan to send old people to the countryside
高齢者を地方に移住させる計画

「エコノミスト」紙電子版 6月27日

6月27日発行の「エコノミスト」誌は、高齢者を地方に移住させるという提案が日本で検討されていると報じた。

同記事は冒頭で、東京・巣鴨の風景を「防寒下着などを販売する店を通り過ぎる人の波はより灰色に、そして遅くなっていく」と形容している。続いて、日本の政府が「人口減少を克服し、地方経済を活性化する」という指針を作成したと説明。首都圏に住む高齢者に地方への移住を促す案が検討されている最中であると述べている。

7-Minute Miracle
7分間の奇跡

kore-eda「デーリー・テレグラフ」電子版 6月23日

「デーリー・テレグラフ」紙の電子版は6月23日、新幹線の車両内を掃除する清掃員の働きぶりを紹介。わずか7分間で拭き掃除や座席の向きの変更といった「極めて注意深い掃除」を完了させる様子を米国の記者が撮影したと述べた上で、「7分間の奇跡」と題されたこの動画が300万回にわたり視聴されたと伝えている。

 
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