今は亡き母親が、子どもたちのために20年前に集めた大量の児童書。そのなかにJ・K・ローリングの「ハリー・ポッターと賢者の石」の初版本が紛れ込んでいた。「メトロ」紙が伝えた。
英中部ダービーシャーに暮らす30代のある女性は、かつて母親が自分や姉妹のために購入してくれたハリー・ポッター・シリーズの第1巻が、今や貴重なコレクターズ・アイテムとなっている初版本だと知った。その本は当時、同中部レスターシャーの小学校のバザーでわずか1ポンドで購入され、その後は実家の本棚でほこりをかぶっていたという。
現在ハリポタの初版本は、コンディションによるものの、およそ1万7500ポンドから6万8000ポンド(約263万~1023万円)の価値を持つ。この本は近いうちに中部スタッフォードシャーで開催される「ホグワーツ・オークション」にかけられるそうで、得たお金は亡き母親からのプレゼントとして、4人の姉妹で分ける予定だという。
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